9月20日は【敬老の日】一体どんな日なの?何歳からお祝いする?

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920日は、一体なんの日でしょうか?

正解は「敬老の日」です。

敬老の日は何をする日がご存知でしょうか?

ただの祝日だと思っている方もいるかもしれませんが、敬老の日にはちゃんとした意味があります。
ちゃんと意味を知っていれば、また違った過ごし方ができるかもしれません。

今回は、敬老の日の由来やお祝いする年齢はいつからなのかなどを紹介していきます。

敬老の日とは?

敬老の日は、毎年9月の第3月曜日にある祝日

日本における国民の祝日になっています。

国民の祝日に関する法律(祝日法・昭和23年7月20日法律第178号)には、”多年にわたって社会貢献をしてきた高齢者に敬意を示して長寿を祝う日”であると定められています。

敬老の日の歴史・由来について

敬老の日の由来

敬老の日の由来はいくつかの諸説が、今回は代表的なものを紹介します。

敬老の日の始まりは1947年(昭和22年)9月15日までに遡ります。

その日に、兵庫県多可郡野間谷村が55歳以上の人を対象とした敬老会(敬老・福祉の県民運動)『としよりの日』を開催しました。

その会を開催したことが『敬老の日』の始まりであるといわれています。

名前も初めから「敬老の日」という名称ではなく、当初は「としよりの日」でした。

1964年(昭和39年)にもっと良い呼び方にしようということで「老人の日」と改称しました。

その2年後の1996年(昭和41年)に、現在の名称である「敬老の日」へと発展しました

なぜ9月15日に開催したかというと、農閑期にあたる時期であり、気候も良いという理由で9月中旬の9月15日に定められたそう。

敬老会が一番初めに開催された3年後(1950年)には、兵庫県全体に広がり、次第に全国に広がったともいわれています。

1963年(昭和38年)、老人福祉法で9月15日が”老人の日”、9月15日から一週間(9月21日まで)老人週間として制定されました。

敬老の日は約50年以上の年月をかけて、現在の祝日ができており知れば知るほど歴史が深いなと感じました。

敬老の日という祝日の意味を知るだけでまた違った考え方や過ごし方ができますね!

敬老の日の日程が変わった理由とは

2002年までは、毎年9月15日に敬老の日としていましたが、2001年(平成13年)に行われた祝日法改正の”ハッピーマンデー制度”の実施をきっかけに、2003年からは現在の9月第3月曜日に制定されました。

敬老の日はいつから祝日になったの?

敬老の日が祝日になったのは、1966年(昭和41年)のことです。

前述でも書きましたが、同年に老人福祉法でも「老人の日」から「敬老の日」に改定されました

お祝いするのは何歳から?

敬老の日に、高齢者に対してお祝いする年齢には決まりがあるのでしょうか?

結論からいうと、何歳になったらなどの決まった年齢はないそうです

老人福祉法やWHO(世界保健機構)では、65歳以上を高齢者として定めていることもあり、一般的には65歳以上になっています。

しかし、人それぞれ年齢に対しての捉え方は異なってきますので、まだ若くても孫から祖父、祖母として祝われることもあると思います。

年齢はあまり気にせずに、両親や祖父、祖母に感謝の気持ちを込めてお花やギフトを渡すのもいい機会だと思います。

『いつもありがとう』という気持ちを込めて、敬老の日に素敵な一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

普段の生活を過ごしている中で、今日はなんの祝日なのかという祝日の名前は知っている方は多いですが、その祝日のちゃんとした意味までは知っている方は少ないと思います。

今回紹介した敬老の日は、おじいちゃん・おばあちゃんを含めて身近にいる人を大切にして、感謝の気持ちを伝える日という意味があります。

ぜひ、この祝日に「ありがとう」という気持ちを込めて花やギフトを渡してみてはいかがでしょうか。

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